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中国の各通信キャリアが「14日以内の行動記録確認システム」を始動

この画面にユーザーの電話番号を入力し認証コードを記入し同意をクリックすると検索結果が得られる。特にコミュニティ、園区、交通機関などの人口密集地域に対して、濃厚接触感染のリスクを低減することが出来る。

会社が次々に再稼働するに伴い、各地から上海で働く従業員が戻り始めています。隔離要件については各会社、コミュニティで若干の相違があるものの、国が定める感染重点地域から戻ったものは必ず14日間の隔離期間を設け自宅もしくは医学観察施設で感染していないか否かを確認する必要があります。

中国人が飛行機もしくは高鉄(新幹線)のチケットを購入する場合、身分証明書番号が必ず必要となりますが、携帯電話番号についても数年前から全ての番号が実名登録制となっているので、携帯のアプリを通してチケットを購入する場合、個人の電話番号で認証されているため自動的に身分証明書番号とリンクします。

中国で使用される携帯電話キャリアは3社(中国移動・中国聯通・中国電信)となりますが、各社よりQRコードを読み込みショートメールで認証番号を受け取るだけで、過去14日間以内に重点地区に行ったか否かを判別出来るシステムがリリースされましたのでご紹介いたします。

 

【疫病防止行程照会助手】

 

最新のビッグデータにオンラインで接続するこのシステムはユーザーの携帯電話番号を入力するだけでこの14日以内に重点地域(疫病が深刻な地域)に行ったかどうかを検証することができる。

この画面にユーザーの電話番号を入力し認証コードを記入し同意をクリックすると検索結果が得られる。特にコミュニティ、園区、交通機関などの人口密集地域に対して、濃厚接触感染のリスクを低減することが出来る。

僕はロックダウン前からずっと上海にいたので、上海市と表示されます。これが他の重点地域だった場合はショッピングモールやオフィスビルの出入りを制限されますし、ホテルに泊まったりレストランで食事することも出来ないようになっています。

うーーーん・・・。恐るべしIT管理社会。

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